青木雄二ファンの話
青木雄二ファンの話
前回に引き続き私の心の師匠青木雄二先生についてです。殆ど受け売りなのですが特に強く印象に残っていることを書きます。
この資本主義社会ではまやかしが横行していると青木先生は言っています。例えばサラリーマンと言う呼び方。その名の通り月給取りなのですが、要は賃金労働者ということです。自分の労働力を会社に売ってその対価として給与をもらうわけです。
中身は一緒でも呼び方一つで身分が2階級ぐらい上がった気分になります。サラリーマンもビジネスマンも賃金労働者も一緒なのです。サラリーマンやビジネスマンと言う呼び方がなければ日本人は一生懸命働いたでしょうか?
呼び方でやる気が出るならいいじゃないか。などと聞こえてきそうですが、それで一生会社や国に搾取されて生きていかなくてはなりません。それをどう思うかはそれぞれですが。
それからもう一つ。ローンやクレジットやキャッシング等です。これらもすべて呼び方が違うだけで全てお金を借りること。つまり借金です。借金をしているとイメージが悪いですが、車をローンで買うとか買い物はクレジットでとか言うと普通ですね。
それでも結局全て一緒でお金を借りているのです。要は借金です。呼び方が違うだけでなんかすごくお金を借りやすくなります。流行のサラ金にしてもしかり。キャッシングなんて言い方しますが、年利29.2%で借金をしているわけです。
このように資本主義社会ではお金を持ったほうが勝ちというルールの為に法を犯さなければなんでもありと言うことです。こんな事は学校では絶対に教えてくれませんでした。青木先生は弱い立場の人にやさしく教えてくれました。この教えがもっと多くの人に広がっていけばと私は思います。