私の好きな作家 青木雄二さん
私の好きな作家 青木雄二さん
私がよく読む作家の中に青木雄二さんがいます。一昨年の秋ぐらいに亡くなられてしまったので新しく本を書かれることは無くなってしまいましたが、それでも青木雄二ファンは増えていて多くの著書が売れています。
青木雄二というと知っている人は直ぐに「なにわ金融道」が思い浮かぶと思います。私もはじめは「なにわ金融道」と言う漫画で青木雄二ファンになりました。
この「なにわ金融道」は世の中の特にお金と人間関係の仕組みを的確、かつ分りやすく描かれていて私にとっては教科書のようなものですね。
そして現在出ている多くの本もすごく勉強になります。資本主義のからくりを漫画同様非常に分りやすく解説していて、TVのニュースよりも数倍ためになります。
その中の一例で消費税の不平等について書かれていたことを少し紹介します。
消費税は消費者誰でも平等にかかる公平な税金となっています。しかし本の中で青木雄二さんは一つの例えでこのからくりを暴いています。
ある会社があり、社長の給料は月300万円、そこの社員の給料は月15~30万円。それぞれの家庭の一ヶ月の食費を考えと、一般社員家庭よりかは社長の家庭のほうがいいものを食べるので、ある程度食費は多く、その分消費税も多く払いますが、絶対に一般社員の家庭の10倍もかかりません。いいとこQ~3倍嫌いでしょう。
所得に10倍~20倍の格差があるにもかかわらず、支払う税率は同じ。実質的には所得が低くなるほど消費税はきつくなるということです。これは平等ではありません。
このように頭の悪い私にも分りやすく解説してあります。そしていろんな事を気付かせてくれます。まだまだ書きたいことは沢山あるのですが、次回に持ち越します。興味をもった方はまず古本屋でまんが「なにわ金融道」を買ってみてはどうでしょうか?