交通事故に強い代理店または修理工場と付き合おう その3
ここ最近とんでもなく強烈に忙しい日々が続いてます。
完全にブラック企業です(笑)
ってな訳で更新が遅くなりました。
前回からの続きです。
すこし話を整理すると
こちらのお客様側の保険会社は「あいおい損保」
加害者側の保険会社は「東京海上」
今回は過失がある案件なので、
あいおい損保が交渉の代行をします。
なので私はこちら側のあいおいの担当者を通して
相手側の東京海上と協定しているんです。
そうそう前回はアジャスターの車両価格が
37.8万円と言われたところで終わってましたね。
しかも今回は過失2割あるのでお客さんが
受け取れる保険金は30万円ちょっとです。
まぁ過失があるのは仕方ないとして
38万円は無いですよねぇ
まずカーセンサー、GOO等で同等のbBを調べました。
車両価格50~70万円くらいです。
プラス諸経費がかかるわけです。
概ね55~75万円買い替えにかかるわけなんです。
なんで保険会社の時価額はこんなに違うんでしょうか??
それは彼らがレッドブックと言うわれる
中古車市場価格を調べるのに使われる資料です。
このレッドブックが往々にして実際の中古車価格より
低い価格で表示されているんです。
それにしても38万円は低すぎる。
なにか悪意を感じざるを得ません。
私はお客様側の損保(あいおい)の担当者に
こちらで作った資料を渡し、
買い替えるには60万円は最低必要だと話しました。
するとあいおいの担当者は私に泣きつきました。
「もうこれ以上(交渉は)無理です。
代車を認めさせるのでも精一杯だったのに。」
「全損額を上げるなら代車代の話は白紙になりますよ。」
私はこれを聞いて溜息一つこぼしました。
前々からわかりきっていたんですがここまでひどいとは...
そもそもあいおい損保は今回の事故の被害者さまと
契約を交わしているんです。
その契約者の味方をするどころか、
相談一つもしないで相手側(東京海上)と
話をすぐにまとめようとしているんです。
結局保険会社同士、
お互い加害者側になったことを考えて、
被害者になった時も保険金支払いを
少なくするように仕向けるんです。
これが保険会社の仕組みの一つです。
いずれこちら側が過失の多い加害者側になった時も
代車を請求されないように、
被害者側の時も代車を請求しないんです。
お客様が毎日代車を必要としているのにですよ??
前回も言ったように
「今回はお互いに過失がある事故にになりますので、
損害拡大防止の意味で代車費用はお支払いできません。」
と、こうなるんです。
これを一般の方が保険会社に言われたらどうなるでしょう??
殆どの人はこう思います。
「なんか納得いかないけど仕方ないか。」
「保険会社が言うなら間違いないんだろうな。」
「なにか法律で決まってるんだろう。」
はい。保険会社は平気で一般被害者をだまします。
さも法律で決まっているかのように話します。
こうやって圧力をかけてきます。
もちろん納得できない私は反論します。
実質価格とレッドブックは価格が違い過ぎる。
相手側の実際にレッドブックを使って全損額を提示したアジャスターに電話をして、
レッドブックの確認を要求しました。
その回答がとんでもない事になってたんです。
つづく
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担当 広瀬