雪道ドライブの基本
雪道ドライブの基本
昨日の記事で書きましたが、突然の大雪(関東では)でオークション会場からの帰り道、国道16号は普段平気でみんな80km/hぐらいだして走っているのに、雪が降ったとたん40km/hぐらい走っていました。当たり前の話なのですが、それでもスピンして中央分離帯に乗り上げてるマークⅡが1台。なにかのトラブルで道の真ん中に止まってしまっているロードスターが1台いました。
予期しない雪が降るとすぐこれです。そこで雪道の走り方の基本を覚えておきましょう。ちょっとネタ的に時期遅れですが・・・
雪道の走り方は、基本が大切。すでに轍(わだち)が付いているなら、それに合わせて走行すれば問題ないです。踏み固められていたり、回りが新雪だった場合でも、絶対に轍からはみ出さないことです。
轍からはみ出した場合。例えば、片側のタイヤを轍に入れ、もう一方のタイヤを新雪に入れて走行すると、走行摩擦の多い新雪側にハンドルを取られて、コントロールを失う。こうなってはABSも役に立たず、ブレーキペダルを踏んでも、ハンドルを切ってもコントロールを取り戻すことはできなくなります。
早めのブレーキ、スムーズな操作等も基本中の基本です。雪道の状態は、時間によって違います。また、場所によっても違います。したがって、どのくらいグリップするのか(または滑るのか)早めに把握する事が重要です。ある程度交通量が少なくて安全が確保できている状態であればブレーキの踏み加減を色々試して、タイヤのロックする感覚を覚えておくといいです。
コーナリングは、車が一番不安定になります。減速は直線部分で、しっかりとしましょう。ハンドルを切っている最中に減速したり加速する事は最小限にしたいものです。定速を守ってコーナリングする事で、車は安定します。
それから、ABSの性能を過信はいけないです。高級車であれば、前後Gセンサーなどという優れたモノが付いているので、4輪が同時にロックした場合でも、走行中のブレーキロックであると判断オて、ABSを効かせてくれますが、そのようなセンサーが付いていない場合は(大半のクルマに付いていない)、4輪が同時にロックしても、車輪間での回転ムラは出ないわけで、どこかのタイヤが一つでも回らない限り、ABSが作動することはありません。そうすると、ハンドルを切っても、向きを変えることができなくなる可能性は高いです。
「雪道は滑ってあたりまえ」という事を常に考える事をおすすめします。通常の運転はすべて忘れ去ることです。滑ってもあわてずに、余裕をもって運転することが大事だと思います。
ちなみに私は車の運転が得意なほうではないのですが、雪が降ると何故かワクワクしてしまいます。すこしワザと滑らせて走ってみたりと、おバカなことをしたりすることもあります?!