私の過去の車達 その2
愛車のソアラがなくなってしまい、次の車を探していたら丁度知り合いの板金屋にボロボロのRX-7(平成元年)が売りにでていて、交渉したら12万円で売ってくれました。
当時働いていた自動車修理工場車をフルに利用してボロボロの車を自分たちでピカピカに仕上げたのです。外装は殆ど使えなかったので中古のドアやバンパーに交換し、オリジナルの色(赤メタリック)で全塗装しました。
お金が無い分は時間と労力でカバーして自分で出来ることは何でもやりました。丁度その頃工場の先輩達がゼロヨンをやっていたので私のRX-7も自然?にゼロヨン仕様になっていきましたB
ゼロヨンとは2台の車で400メートルを競争するというすごくシンプルなレースなのですが私は一気にはまってしまいました。このレースはとにかくエンジンのパワーを必要とするので、エンジンを自分で分解して改造してまた組み直す。この繰り返しでした。
自分で組み立てたエンジンを載せて自分の車を走らせる快感は実際にやった人でしか味わえません。ますます私はエンジンに夢中になっていきました。
しかし形あるものはいつか...などと言いますが、やってしまいました。暗くてよく見づらい道を走っていたら、止まっていた車をよけきれず接触しそのままガードレール突っ込みまたもや廃車です。
しばらくショックで車に乗れなかったのですがとりあえず、足がわりにお客さんが廃車にすると持ってきたミラターボ(年式不明)をもらい乗っていました。
しばらく平和な日々をすごしていましたが私の病気(車依存症)はちゃんと潜伏していました。その頃どうしてもほしい車が出来たのです。それは新型RX-7。病気が発病するまでたいして時間はかかりませんでした。つづく