交通事故に強い代理店または修理工場と付き合おう その4
前回の続きです。
アジャスターに参考にしたレッドブックのコピーを
FAXしてもらいました。
下の写真がそうです。
青い線と黄色い線の右側に
それぞれの色で丸く囲ってある数字が
レッドブックの中古車市場価格です。
黄色の〇は46万円
青の〇は64万円
今回東京海上のアジャスターは
黄色の印が付いているグレード「S」
参考価格46万円から時価額を算出していたんです。
ちなみにこの数字から
車検の残り、走行距離、装備品等で修正して
最終的な時価額を決めます。
今回の被害者MさんのbBのグレードは確かに「S」です。
しかし実際の車を見るとエアロパッケージと
全く同じエアロパーツが付いているんです。
と言う事は中古車市場価格は
エアロパッケージと同等になります。
グレードがただの「S」と
「エアロパッケージ」では価格に
18万円も差が出てしまいます。
この差は大きいです。
アジャスターは現車もしっかり見ています。
それなのにグレード「S」の数字を使いました。
私がこのことを問いただすと、
アジャスター「フル型式から調べたらこのグレーになったんです。」
私「現車を確認したんでしょ?写真も撮りましたよね?
純正のエアロパーツは見えなかったんですか?
フル型式はあくまでベース車両ですよね?
実際はトヨタメーカー純正エアロパーツが
付いているじゃないですか?
なのになんでグレードSの数字を使ったんですか?」
アジャスター「はぁ、確かにそうですが。
我々が調査するのに参考にするのは型式なので...」
なんだか苦しい言い訳です。
アジャスターはエアロパーツが
付いていることは分かっていたのに
会社のマニュアル通りにフル型式だけで
グレードを判別していたんです。
これって被害者をだましているのと同じだと思うんですが...
その後アジャスターから支払い担当に
全損価格の訂正をするように伝えました。
これでやっとまともな交渉が出来ます。
その後あいおいの担当者(Mさん側の保険会社担当)
から電話がありました。
あいおい担当「広瀬さん東京海上が車両価格を
60万円でOKだと言ってきましたよ。」
私「それは良かったですね。
ではお客様にそのことを伝えて確認しますね。」
Mさんは大喜び。
快く示談okのご返事をもらいました。
連日連夜放送される保険会社のTVCM
「まさかの時の事故対応はご安心ください。
相手側との交渉もお任せください。
お客様満足度No.1」
どこがやねん!!
心の中でツッコミを入れるのは
私だけではないと思います。
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担当 広瀬