給付金は抗がん剤にならない?
政府・与党は11日、追加経済対策の目玉である生活支援定額給付金の詰めの協議を行
い、政府・与党内で主張の相違があった所得制限は、麻生太郎首相の意向を受けて設け
ず、「高額所得者」に自主的な辞退を求めていくことで決着した。12日に与党が大枠を発表
する。今後は総務省が11日に設置した「生活支援定額給付金実施本部」で、市町村を窓口
にした詳細な支給方法などを検討していく。
政府・与党の協議では、支給方法は金融機関への振り込み方式を採用する。窓口に申請
した世帯主の口座に振り込むことにし、申請しなければ「自発的辞退」をしたとみなす。
ただ、首相の意向を尊重するにしても、「高額所得者」の基準を設けるべきだとの意見もあ
り、1世帯当たり1500万~2000万円で線引きする方向で最終調整している。基準を上回
る人が申請したとしても支給を拒否しない。
支給額は1人当たり1万2000円で、18歳以下の子供と65歳以上のお年寄りには8000
円を加算する。夫婦と子供2人の4人家族だと6万4000円が支給される。また、与党内には
「給付金」の名称に「お上から頂く響きがある」(自民党幹部)との声もあり、変更も検討する
ことになった。
この国のお偉いさんの茶番劇ですね。
景気対策ではなく、選挙対策として政策を考えているから、
いつまでたっても、まとまらないし、
実施もされない。
低額所得者と高額所得者を同じ額の給付をすると、
不公平になるから、所得額に区切りを付けて、
低額所得者がけに給付するとの事ですが、
区切りをつける作業が、
地方市町村の仕事に負担になる。
どこで区切りをつけるか?
このような問題で、もめていて、
いつまでたっても決まらない。
これは給付をすることが目的になってしまってるから、
こういう問題になると思います。
本当の目的は諸費を促して国内経済を活性化することでは??
昨日のTV番組で故筑紫さんが言ってました。
この国はガンにかかっている。
この病気に真正面から向き合って、
戦っていけば、必ず勝利できる。
現状の処方箋(政策)での抗がん剤(給付金)は
副作用(国の財政減)だけ出てくるでしょう。
本当に国民のことを考えているのであれば、
例えば2009年度の消費税廃止!!
それから、金額的には大したことは無いですが、
国会議員、官僚の給料50%カット!
まずは国のトップから痛みを伴う政策!!
こんなアピールでもすれば、
国民は喜んで協力してくれるのでは??
一日本国民としてガンの特攻薬の提案でした。