大成3丁目の夕日 外伝~国家2級整備士への道~ エピソードⅦ 車好きの整備士たち
2級ガソリン自動車整備士の
講習が始まりました。
場所は川越のロジャーズの近くの教室。
またもや週3日の通いです。
授業の内容はほとんど覚えていませんが、
とある日産の若い講師の先生が
面白かったですね。
その先生はおそらく
日産大好き人間だったんでしょう。
授業の途中話が脱線して、
当時出たばかりのR33型スカイラインGT-Rの
開発秘話を永遠話し続けました。
先生曰く
新型スカイラインGT-Rの
マルチリンクサスペンションは
最新技術の粋を集め、
完璧にバランスされた究極の
足回りなんだそうです。
だから、
我々のような何ちゃって走り屋君が
軽い気持ちでGT-Rをシャコタン(車高を落とすこと)
にするのが、非常に許せないようでした。
非常に熱く語っていた先生ですが
当時500万円以上したGT-Rを
買えないでいたようです。
本当は欲しかったんだろうなぁ。
仕事帰りに整備士の講習を受ける
連中の多くは車好きのカーキチ君。
だから教室の駐車場は
彼らの自慢のマシンでいっぱいでした。
ちょっと変わった車がくると
たちまち人だかりが出来ていました。
当時の定番S13シルビア、180SX
R32スカイライン R30スカイライン
33ローレル セフィーロ
EG6シビック DC2インテグラ
FC3S FD3S
ランエボ インプレッサ
マークⅡツアラーV MR-2 その他...
その殆どが改造車でした(^ω^)
あるとき違う会社の先輩が
S30フェアレディZのフルチューン仕様に乗ってきたときは、
そこだけオートサロン状態。
みんな食い入るように車をのぞきこんでいました。
この頃はこんな車好きが本当に多かった。
私もRX-7に乗って通ったものです。
若かったなぁ~
つづく
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担当 広瀬