商売の基本はお会計時
私 「ご馳走様でしたぁ。」
店員さん 「いつもありがとうございます。」
「(ゴールデンウィークも)お休み無しなんですかぁ?」
私 「はい。貧乏ヒマ無しなんで。」
店員さん 「じゃあうちと一緒だぁ。」
その後も会話が弾む...
今さっき私がよく行く、
中華料理店でお会計の時の会話でした。
こう言う何気ない
店員とお客の会話って
最近減ってきているのではないでしょうか??
大体お会計自体が
自動販売機で食券だったりするし...
別に食券が悪いとは思いませんが、
あまり大きくないお店では
食い逃げやお会計の手間等の
デメリット以上に、
お客様と直接お金のやり取りをして、
「ご馳走様でした。」
「ありがとうございました。」
このやり取りは重要な気がします。
よく牛丼チェーン店なんかそうなんですが、
はじめに食券を買って、
注文して食べ終わってから、
店員さんが近くにいなくて、
「ご馳走様」を言う相手がいない。
だからといって、無言で帰るのも
なんだか気持ちが悪い。
こんな経験は皆さんないでしょうか??
まわりを見てると意外と無言で帰る人も多いようですが。
考え方の違い。
ビジネスモデルの違いがあるので、
どれが正しいとは思いません。
でも、おそらく牛丼チェーンでは牛丼のファンになっても、
そのお店のファンにはならないと思います。
一方、はじめに書いた中華料理店は
もっと近くに上手いラーメン屋ができたとしても、
定期的には通うでしょう。
極端にピックアップして話すと、
たった数秒の会話だけの違いです。
中には会話なんてしたくない人もいるかと思いますが、
基本的にはよく行くお店の人とは
仲良くなりたいと思います。
お金払うのだって、
機械に払うのではなく、
その料理を作ってくれたお店の人に
直接支払って、
「ご馳走様。美味しかった。また来ます。」
と、言いたい。
そこへお店側も、
マニュアルどおりの
「ありがとうございました。また来て下さい。」
では無く。
「いつもありがとうございます。」
と、いつも来ていることを
ちゃんと憶えてることを伝えると、
お客さまは
「またあのお店に行こう」
となると思うんです。
特にお会計の時は重要だと思います。
例え100円のお菓子でも、
100万円の車でも、
お客様はその商品、サービスの対価として、
お金を払ってくれます。
それはその商品を作ってくれた人、
サービスをしてくれた人に直接
良い買い物が出来たよ。ありがとう。って、
人に対して対価を払いたいのです。
まぁこんなまだるっこい事は、
現代のビジネスからすると
かなり時代遅れかもしれません。
けど、中小企業や私みたいな超零細企業であれば、
別に大企業のマネをして
何でもシステマチックにしなくても良いと思います。
逆にそのまだるっこい、
キメ細やかな対応で勝負みたいな...
とある中華料理店でお会計してたときの
思ったことをこんなに長く書いてみました。
ではまた。