便利な世の中の代償
便利な世の中の代償
私はよくコンビニのATMなどで現金をおろします。手数料がもったいないのですが、いつも切羽詰ってからお金を下ろすので大体近くのコンビにで下ろしてしまいます。
そんなある日、いつものようにちょっとお金が足りなくて(仕事中車の登録費用が足りなかった)コンビニに寄ってATMにカードを刺しました。手馴れた手つきで操作していくとATMの機械曰く「このカードはご利用になれません。」などといっております。
「そんなバカな」なんて思い、もう一度やってもまた同じ。しょうがないからもう一枚キャッシュカードを持っているのでそいつを差し込んでみる。
「このカードはご利用になれません。」またもやATMは言いました。なんだか嫌な予感がしてきてとりあえず備え付けてある非常用の受話器を取って銀行の係りの人に電話しました。
「カードが使えないんですけど...」受話器の向こう側の声は「お手数ですが窓口までいらしてください」です。しかしそんな時間はなく、とりあえずその場は一緒にいた仲間にお金を借りました。
そして用を済ませてよくよくカードをチェックしてみると、なんと2枚とも磁気のところが割れているではありませんか。2枚同時にです。
確かにカードを財布に突っ込んで少々乱暴に扱ったこともありましたが、2枚同時に壊れなくてもいいじゃないですか~!
それからと言うものカードを再発行するまでの間約1週間、非常に不便な生活を強いられまオた。
いま、どこでもATMがあり、中には24時間現金をおろせるATMもあるようで非常に便利です。しかし一度その便利さを味わってしまうとカードがなくなり、銀行に印鑑を持っておろすという行為が非常にめんどくさいのです。以前は当たり前だったのですが。
人間はだんだん横着になっているんだなぁなんて思った出来事でした。