国家権力行使の実態
国家権力行使の実態
ワールドモーターサービス事務所の近くに車通りが多くて狭くて信号のない十字路があります。私はほぼ毎日そこを通ります。今日はそんないつもの十字路を通過したときに思ったことを書きます。左右の確認をして十字路を通過すると道端の木や電信柱の陰に隠れてじっとしている人が何人かいました。私の見たところどうやら警察官のようです。
この文章を読んでいる人はこの展開を何かの事件では??などと期待に胸を膨らませているかも知れませんが、答えから申し上げますとこれはこの十字路の右折禁止を取り締まっているのです。
確かにこの十字路は狭く、見通しも良くないそれでいて交通量が結構多い。違反して右折する車両はあとを絶ちません。しかし、しかしです。この一見かくれんぼのようなことを我々国民の税金を使ってやっているのです。私が見た限りでは3~4人いました。こっそり隠れて犯人(違反車両)が出るのを待っているのです。彼らはそれが仕事なのでしょうがはたから見ると何だか情けない姿です。
この光景を見て私は思わず一言「こいつら暇なんだなぁ」自然につぶやいてしまいました。そして次の瞬間思いました。「そういえば警察は今駐禁を民間会社に委託するほど人手不足で困っているのでは??」そして0.02秒後にその答えを次のように考えました。
「実は人手不足で駐車違反の取締りができないのではなく、こんなつまらないことに警察官を使いすぎなんだ。結局民間の駐車禁止取り締まり委託会社なんて警察官の天下り先確保ができ、なおかつ国家予算不足をそこらじゅう無限にある金の種(駐車違反車両)で補ってしまおう。しかも取締りを警察が強くして国民からの非難が直接来ないように下請けに(ッ間会社)投げてしまうわけだ。」
まさに一石三鳥です。国は民間会社が成功させたアウトソーシング業の警察バージョンで税収不足を補おうとするわけです。多分今後駐車違反の罰金収入はそうとう増えるでしょう。都内や各都心部では入れ食い状態になるでしょう。
国民の税金をたっぷりもらい無駄遣いばかりして何か考えたと思ったらこんな事ばかり。いつか日本を捨ててヨーロッパやオーストラリアあたりの田舎町でのんびり暮らそうなんて思っている人は私だけではないはずです。